中国国家統計局、中国人民銀行(中央銀行)が先般発表したデータによると、5月の中国の消費者物価指数(CPI)が前年同期比2.1%上昇し、上昇率が予想を下回る結果となった。13日付中国証券報が伝えた。
また、同月の社会融資規模、新規貸付額もともに低下した。アナリストは、「当面インフレ圧力がいくらか軽減し、金融政策を適度に緩和する余地が拡大した。しかし、現在の国の「既存貸付による経済支援効果を最大限に発揮する」方針から、著しい金融緩和が行われる可能性は低い」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年6月13日