中国財政省は先般公式サイトで、年内に香港で230億元の人民元建て国債を発行すると発表した。うち6月26日に130億元分、下半期に100億元分を発行する予定。香港で発行された人民元建て国債が香港聯合証券取引所に上場し、取引されることが可能だ。13日付中国証券報が伝えた。
6月26日の発行分のうち、100億元は香港金融管理局の債券決済システム(CMU)を通じて入札方式で機関投資家向けに発行される。種類は3年物、5年物、7年物、10年物、15年物、30年物があり、各種類の債券の発行額はそれぞれ50億元、20億元、10億元、10億元、5億元、5億元になる。残りの30億元は海外の中央銀行や通貨当局向けに発行される。
「中国証券報」より 2013年6月13日