中国インターネット情報センターの報告によると、昨年末時点で中国の携帯電話ネットユーザー数は4億2000万人に達した。ネットユーザー全体の74.5%を占め、最大のネット端末としての地位を一段と揺るぎないものとした。モバイルネットユーザーの急速な増加と同時に、ネットユーザーの携帯電話への依存度も高まり続けている。携帯電話ネットユーザーは1日平均124分もネットに接続している。この影響でモバイルインターネット関連産業が急速に成長。携帯電話の利用形態は断片的なブラウジング、通信といった比較的シンプルなものから、長時間の動画閲覧、ビジネス系へと発展し、ネットユーザーにとってモバイルインターネットは次第にショッピング、ソーシャルネットワーク、娯楽の総合プラットフォームとなり、巨大なビジネスチャンスをもたらしている。
易観智庫(シンクタンク)は中国モバイルインターネット市場の規模は今年2024億元に達し、ユーザー数は6億4800万人に達すると予測。統計によると2012年に携帯電話のオンライン決済利用率は前年比4.6ポイント増加、ショッピング利用率は6.6ポイント増加した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月12日