中国の国家ゴールドカードプロジェクト協調指導グループ弁公室の張琪主任が先般明らかにしたところによると、2012年末時点で、中国の銀行カード(銀行が発行したキャッシュカードとクレジットカード)の累計発行枚数が35億3400万枚に達し、うち銀聯のロゴマークが付いている銀聯カード(銀聯ブランドが付与されたキャッシュカードとクレジットカード)の累計発行枚数は30億1000万枚で、全体の85.2%を占めた。13日付中国証券報が伝えた。
銀行カード発行規模の急拡大に伴い、カード受け入れ店舗数、カード利用可能POS(販売時点情報管理)端末数とATM設置数も急成長を続けている。2012年末現在、中国国内の銀行カード受け入店舗数は438万9000店、カード利用可能POS端末数は668万9000台、ATM設置数は39万1400台に達した。また、海外の141の国・地域での銀聯カードによる決済が可能となり、人民元国際化の基盤が一層固まったと見られる。
「中国証券報」より 2013年6月13日