シェア奪還か?
日本自動車メーカーは新車発売や発展計画の推進に取り組んでいるが、これは中日関係の緊張が持続する中、中国販売の全面回復が近いことを意味するものではない。
日産中国法人の関係者は、「当社の5月のデータは比較的好調だったが、これは当社が期待している真の回復ではない」と慎重に語った。トヨタは対外的に、「当社は何とか成長を実現できただけであり、販売台数が真の意味で回復したとは言いがたい」と表明した。
過去2年間で、日本自動車メーカーの中国における保守的な戦略は、業界から非難されていた。これによる販売低迷は、以前からすでに生じていた。日本自動車メーカーは遅れを取り戻すため、中国市場開拓の新たな取り組みを加速している(新車の発売、販売網の拡大など)。日本自動車メーカーの中国におけるディーラー数は、2013年末に10%増の3300社に達し、同時に中国市場に投入される新車は280万台に達し、2012年比15%増の過去最多に達する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月17日