中国マクロ経済フォーラム(2013年中期)が15日に開催され、参加した専門家の多くが「各分野の改革を速めることは、現在のマクロ経済の難局を打開する鍵であり、下半期は都市化改革、金融分野の改革、財政・税制改革などの推進に力を入れなければならない」との見方を示した。17日付中国証券報が伝えた。
同日に発表された中国マクロ経済分析と予測報告書は、中国の2013年の国内総生産(GDP)成長率は8.1%に、消費者物価指数(CPI)の伸び率は2.9%に達し、生産者物価指数(PPI)が減速し続けている状況は年末ごろにある程度の好転が見られるとの見方を示している。また、狭義マネーサプライ(M1)の伸び率は13.6%、広義マネーサプライ(M2)の伸び率は15.5%になると見られている。
「中国証券報」より 2013年6月17日