G8の声明は、「米国・欧州・日本の実施した政策と行動は、景気低迷のリスクを低下させたが、世界経済は今後も疲弊が予想される」と指摘した。
国連経済社会理事会(ECOSOC)世界経済観測センターの洪平凡主任は、「世界経済の全体的な流れには大きな変化が生じていない。我々は年初に世界経済の成長率を2.4%と予想し、調整後の予想値を2.3%とした。金融市場のリスク、特に欧州債務危機のリスクが大幅に低下した。これは市場が少なくとも、ユーロ圏の解体のリスクが、2012年より大幅に低下したと見なしていることを示している」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月19日