中国商務部ウェブサイトが24日に発表した情報によると、6月17日―23日の週に、中国36主要都市の食用農産物価格が小幅に反落し、生産材価格は6週連続の下落となった。25日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「6月の食品価格がおおむね安定を維持するが、非食品価格とタイムラグ要因を見ると、6月のCPI上昇幅が2.5%前後に回復する可能性が大きい」との見通しを示している。一方で、「現在の低いインフレ率が金融緩和の条件にならないが、第2四半期以降はインフレ抑制を目的としたさらなる金融引き締めを行う必要もない」とも指摘している。
「中国証券報」より 2013年6月25日