世界初のいかなる国や集団の利益も代表しない独立した国際信用格付け機関となる「世界信用評級集団(Universal Credit Rating Group、以下世評集団)」が25日、香港にて正式に設立を発表した。26日付中国証券報が伝えた。
世評集団の会長・関建中氏は設立発表会において、世評集団の属性について、「各国と格付け集団がいかなる利益の衝突もない前提の下、出資して立ち上げた民間機関であり、いかなる国や政治・経済団体の利益も代表しない独立した格付け機関である」と説明した。
関氏はまた、世評集団の発展計画について、「今後7年間で、国際格付けシステの基本的な枠組みを完成させる。更にその後5年間で、世界各国の格付け業務に参加する能力を形成し、世界に各債務国の信用リスク情報を提供し、国際格付け機関としての役割を担っていく」と述べた。
「中国証券報」より 2013年6月26日