6月が終わりに近づくにつれ、市場では繊維・アパレル業界への関心が高まっている。複数の証券会社は、繊維・アパレル業に関する投資報告で、上半期の同業界の業績分化傾向が顕著で、縫製・加工業者の利益が自社ブランド生産企業を上回っており、家庭用繊維製品の利益が紳士服より好調だった傾向が見られた。26日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「政府の下半期における綿花市場政策の調整が綿糸紡績企業の利益上昇を力強く下支えることになり、関連末端消費が底を打って弱い回復傾向をたどる見通しだが、自社ブランドを生産するアパレル企業は引き続き利益低下圧力に直面し、下半期にも業績回復の兆しが現れないだろう」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年6月26日