英フィナンシャルタイムズが発行する月刊銀行業界誌「ザ・バンカー(TheBanker)」は1日、最新版の世界資本力上位1000銀行のランキングを発表した。ランキングによると、中国工商銀行は初めて資本力で世界トップとなった。同ランキングが発表されてから100年あまりの間に、アジアの銀行がトップに立ったのは今回が初めてである。2日付中国証券報が伝えた。
「ザ・バンカー」が発表したデータによると、2012年の中国工商銀行の資本金伸び率は15%に達し、資本力が前年の3位から一気にトップに躍り出た一方で、米バンク・オブ・アメリカは首位から3位に後退した。米JPモルガン・チェースは2位を維持した。また、中国で2番目に大きい銀行である中国建設銀行は米シティグループを抑え5位につけた。
「中国証券報」より 2013年7月2日