世界的会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)は4日、2013年中国高度成長企業上場フォーラムに出席した際、A株の新規株式公開(IPO)の「水門」が年内にも開かれること、早ければ8月にも実現する見込みであることを明らかにした。これにより香港で上場する条件を備えた大陸部民間企業の間で、新たなH株のIPOブームが起こることが促進されるという。「新京報」が伝えた。
EY中国法人の監査サービスパートナー劉国華氏によると、12年末から現在までの間に、中国証券監督管理委員会(証監会)や国家外匯管理局が相次いで措置を打ち出し、B株のH株への転換、国内企業の海外上場をめぐる一部条件の撤廃、審査プロセスの簡略化などを進め、国内企業の香港や海外での上場を奨励した。こうした動きは条件を満たした大陸部企業の香港上場を推進するものであり、とりわけ条件を満たした民間企業の香港上場を推進するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月5日