同じく結婚式を重視するパキスタンのビジネスマンは、結婚のご祝儀を贈る習慣について、「一部の社会的な期待と圧力によるものだ。私もご祝儀のせいで、家計が苦しくなったという情報を耳にすることがある」と述べた。
どこの国でも、勝手に送られてくる「紅色爆弾」が、人々を感情的・経済的な葛藤に陥れることが分かる。ご祝儀は本来、友人間の意思疎通、お祝いの気持ちを伝える手段であるが、金額が多ければ嫌われないという現状は、本来の感情的な意義を失わせている。形式や金額ばかりにこだわらず、自分の家計に見合った金額を真心と共に包むことで、快くご祝儀を贈れるようになるだろう。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月9日