シンガポール政府が所有する投資会社のテマセク・ホールディングス中国区総裁の丁ィ氏は9日、北京でメディアの取材に応えた際、「テマセク・ホールディングスは、引き続き中国の銀行業を有望視しており、中国にはなお大きな投資のチャンスがあると見ている」と述べた。10日付中国証券報が伝えた。
丁ィ氏は、「中国経済が構造調整の時期にさしかかっているため、一定のリスクを伴っているが、なお経済成長の力強さがあり、現在のいくつかのリスクを消化することができるだろう」とし、中国の安定的な経済成長への期待を示した。
「中国証券報」より 2013年7月10日