上海自由貿易試験区設立方案の承認に続き、福建省の厦門(アモイ)市が中国2番目の自由貿易試験区になる可能性が高まっている。11日付中国証券報が伝えた。
業界関係者によると、アモイ自由貿易試験区建設全体方案は、厦門に東南国際水上輸送拠点を設立することや、両岸(大陸部と台湾)間協力関係の向上関連改革の強化を契機とし、海滄保税港区におけるパイロット事業を基礎に、対台湾自由貿易区を構築するものである。
海滄保税港区での自由貿易区建設の試行成功後、自由貿易区政策は海関(税関)特別監督・管理区域である「六区一港」で実施され、象嶼保税区、大嶝対台小額商品交易市場、厦門輸出加工区、象嶼保税物流園区、海滄保税港区、火炬(翔安)保税物流センターとアモイ国際航空港が含まれる。
「中国証券報」より 2013年7月11日