先般、山東省沂源県東里鎮(町)上柳溝村に「山を巡って泉を探す」特殊な「観光客」5人が訪れた。
GPSによる位置情報、農家の戸数の記録、略図など……美しい景色を眺めながら、5人の「観光客」の正体が明らかになった。彼らは沂源県水務局と東里鎮水利ステーションの技術者であり、この村の「泉水を生活用水として、家に引き入れる」ための測量と工事の計画を練っているのである。
「飲用水の安全は人々の生活にかかわる重要な事です。大多数の村で水源の改善、配管網の改造が行われ、上柳溝村では泉水を生活用水として引き入れるるため工事が計画されており、村ごとの現状に応じて対策が取られている。」「今年、沂源県全体ではまた数十の村が飲用水安全プロジェクトを実施する予定です」、と技術員の劉伝慶さんは語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月16日