スイスの保険大手チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズ(ZFS)は先般、全額出資子会社を通して、保有していた中国の保険会社・新華人寿保険(01336.HK)のH株9750万株を売却したことを発表した。これにより、持株比率は12.5%から9.4%に低下した。16日付中国証券報が伝えた。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは15日に発表したレポートで、「市場は早い段階から関連する取引が行われることを予想していた。ZFSは新華人寿保険の会社運営に参加しておらず、この度の株式の売却が新華人寿保険の業績見通しに与える影響は限定的であるため、新華人寿保険の投資判断は『バイ』に据え置く」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年7月16日