中国人民銀行(中央銀行)関連部門の責任者は先般、メディアの取材に応じ、6月のマネーサプライ(通貨供給量)の伸び率が鈍化した直接要因は、新規預金が前年同じ時期に比べ減少したためであるとの見方を示した。15日付中国証券報が伝えた。
6月の金融市場の金利の急上昇状況は短期的な現象であり、実体経済に直接影響することはない。今後、人民銀は引き続き穏健な金融政策を実施し、量的・価格的など各種金融政策ツールを総合的に活用することで、マクロプルーデンス政策の枠組みの健全化に取り組み、銀行システムの流動性を合理的な水準に維持し、貸付と社会融資総量の安定成長に努める。
「中国証券報」より 2013年7月15日