第5回中米戦略・経済対話枠組み内の経済対話が2013年7月10―11日、ワシントンで開催され、中国からは習近平国家主席の特別代表として国務院の汪洋副総理、アメリカからはバラク・オバマ大統領の特別代表としてジェイコブ・ルー財務長官が参加した。
中米両国は、国内及び世界経済の更なる成長を後押しするための政策を実施し、貿易と投資の対外開放を促進し、国際ルールとグローバル・コーポレートガバナンスを強化し、金融市場の改革とその安定維持を支援することで合意した。
また、中国はアメリカと投資協定の締結に向けた具体的な交渉を進めることで合意した。中米投資協定は、投資活動の各段階に対し、内国民待遇を付与するというものである。中国は他国との投資協定では初めて、規制する産業だけを列挙し、ほかは原則として自由参入を認める「ネガティブ・リスト」方式を採用する。
「中国証券報」より 2013年7月15日