中国証券報記者が先般得た情報によると、国務院の「資本市場の改革開放と安定的な発展推進に関する若干の意見」、いわゆる「国九条」をより一層推し進めるための「新国九条」方案を制定するにあたり、監督・管理部門は先ごろ、市場関係者の意見・提議などを集めている。市場関係者は、方案は年内に発表される見込みで、具体的な内容は9条を超える可能性もあるとの見方を示している。24日付中国証券報が伝えた。
関係者によると、2013年に入ってから既に多くの監督・管理部門が多層的資本市場の建設、債券市場や場外市場業務の強化などに関する研究プロジェクトを実施している。それらを基盤として、監督・管理部門は「新国九条」を制定している。一部の証券会社を集め、方案の具体策を検討するほか、監督・管理層は研究チームを率いて、証券会社の調査研究を実施している。同方案の内容が当初の9項目から11項目まで増えているが、監督・管理層はまだ改善の余地があるとし、最終案を決めていない。
「中国証券報」より 2013年7月24日