上海市は、投資を行う大陸部企業や多国籍企業の地域本部が最も多く集まる都市となっている。このほど開催された上海外資系企業投資説明会および2012年度上海外資系企業上位100社発表会で明らかにされたところによると、今年6月末現在、外資系企業が同市に設立した投資会社は累計275社に上り、多国籍企業の地域本部は424カ所、研究開発センターは359カ所に達した。外資系企業は同市の「4つのセンター建設」(国際経済センター、金融センター、貿易センター、航運センター)における重要な推進力となっている。「人民日報」が伝えた。
上海市商務委員会の尚玉英主任によると、多国籍企業の各種機能を備えた機関が上海市に集中し、地域本部の数やレベルが上昇を続けていることは、同市が本部経済の発展を促進するために採用した各種政策によるところが大きいという。
上海市の経済が急速に発展するのに伴い、4つのセンター建設が加速し、ますます多くの外資系企業が上海に根を下ろすとともに、上海の経済社会発展を推進する重要なパワーとなっている。2012年に市内で行われた外資系企業による新規投資プロジェクトは4043件に上り、契約ベース外資導入額は223億3800万ドルで前年比11.1%増加、実行ベース外資導入額は151億8500万ドルで同20.5%増加し、いずれも過去最高を更新した。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月27日