世界の製造業の拠点である中国は、各業界の世界トップクラスのブランドを集結させている。その一方で「中国製」(メイド・イン・チャイナ)、特に多くの中小民間企業に対しては、数が多いが薄利、自主ブランドが欠如しているといった批判が続けられてきた。
喜ばしいことに、この状況には変化が生じている。徐氏は、「長期的なプランを持つ民間企業は、すでに商品経営・資本運営からブランド運営に向かっており、ブランド文化の競争を中心とする新たな時代に突入している」と語った。
上述したランキングを分析すると、民間ブランドの多くが不動産、食品・飲料、情報サービス、製薬・サプリメント、衣料品、家電、小売業に集中していることが分かる。そのうちIT関連が最多となった。
徐氏は、「これは民間企業の発展が、モデルチェンジ・アップグレードを加速していることを示すものだ」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月29日