中国経済、いかに新しいエンジンを育成すべきか

中国経済、いかに新しいエンジンを育成すべきか。 30数年間の高度成長を経て、中国経済はモデルチェンジの時期を迎えている。このような状況の中、構造調整の推進、イノベーションのアップグレードを通じ、供給面から中国経済成長の原動力を見つける必要がある…

タグ: 中国経済

発信時間: 2013-07-29 16:44:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海自由貿易区、対外開放をリードへ

「上海に自由貿易区設立の話に胸が高鳴った」――。江銅国際貿易有限公司の蘇黎総裁は国務院常務会議で「中国(上海)自由貿易試験区総体方案」が原則的に承認されたことを聞いて興奮した面持ちでこう語った。

同方案によると、上海自由貿易区は外高橋保税区など4つの税関特殊監管区域を含む。保税区に比べて自由貿易区は開放度がより高い。敷地面積28平方キロメートルの試験区は中国が改革開放のグレードアップを図る場所ともみなされている。

世界の自由貿易区には共通の傾向がみられる。つまり貨物貿易中心から貨物貿易とサービス貿易を同等に重んじる方向に変化している。例えば香港は自由港の機能的優位性により、金融・保険、専門サービス、観光・文化、教育・医療、商業サービスなどサービス貿易を急成長させた。06~10年の香港のサービス貿易の成長率は平均11.2%だった一方で、同時期の貨物貿易の成長率は平均6.9%にとどまった。これこそまさに上海自由貿易区に期待されていることだ。

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