中日韓FTA第2回会合 実質的な進展は期待できず

中日韓FTA第2回会合 実質的な進展は期待できず。

タグ: 日中韓FTA 

発信時間: 2013-07-30 11:32:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

経済参考報の記者が29日に中国商務部から得た情報によると、中日韓自由貿易区(FTA)の第2回会合が、7月30日から8月2日にかけて上海で開かれる。共同通信社の報道によると、3カ国は第2回会合で交渉の方式について協議を進め、かつ貨物、サービス、競合分野の関連議題について議論する。他にも知的財産権やECなどの専門家会議が開かれる予定だ。

東アジア経済貿易枠組みの重要な構成部分として、中日韓FTA交渉は2012年11月に正式にスタートし、今年3月に韓国のソウルで初会合を実施した。

同FTAが構築された場合、15億人の人口と15兆ドルのGDPを持つ共同市場、世界3位の経済体が形成される。中国のGDP成長率は1.1−2.9%、日本は0.1−0.5%、韓国は2.5−3.1%上昇すると見られる。

中国商務部国際司の孫元江副司長は、「3カ国の敏感な産業に対する関心もまた、交渉の難易度を高める。例えば日本の敏感な産業には、農業、製鉄業、エネルギー産業、サービス、紡績などの加工業、造船業が含まれる。韓国の敏感な産業には、農水産業、エネルギー産業、衣料品・紡績などの加工業が含まれる。中国の敏感な産業には、化学工業、自動車産業、電子情報産業、機械設備産業、金融業、小売業、ミドル・ハイエンド製造業、輸送設備が含まれる。そのうち農業は、同FTAの最大の難題だ」と指摘した。

 

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