日本企業の戦略シフト 対東南アジア投資が活況

日本企業の戦略シフト 対東南アジア投資が活況。

タグ: 日本企業,戦略シフト ,景気低迷,東南アジア

発信時間: 2013-08-01 11:29:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

20年弱の景気低迷を経た現在、日本の対東南アジア投資の意欲が回復している。安倍晋三首相は、6億2000万人の人口を持つASEANは、21世紀の広大な中産階級消費市場を育むだろうと述べた。7月30日付の英フィナンシャル・タイムズ紙が伝えた。

安倍氏はシンガポール訪問中に、太平洋・インド洋間の経済区を飛行機に、ASEANと日本をその二つのエンジンに例えた。安倍氏はさらに、ASEANはアベノミクスの「3本目の矢」の効果を得るだろうと語った。

日本貿易振興機構(ジェトロ)のデータによると、日本の昨年の対東南アジア投資額は約64億ドルに達し、主にシンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンに向けられた。2005年と比べ、その投資額は50%以上増加した。

調査会社ディール・ロジックは、本年度の日本の対東南アジアM&A総額は約82億ドルに達し、その他の国家の企業の同地域に対するM&A総額を大幅に上回ったと指摘した。HSBC銀行アジア太平洋経済連席主管の範力民氏は、「日本企業が戦略をシフトしている」と分析した。

円安の期待感により、資金に余裕のある日本企業の海外投資の収益率が高くなる。日本系の銀行は当初、保険購入により東南アジアに進出した。一部の弁護士とコンサルタントは、「日本企業が東南アジアに進出するのはこれが初めてのことではなく、丸紅、三井、伊藤忠商事を含む多くの日本企業が、同地域で数十年間の貿易活動を続けている。しかし現在は日本の一部中小企業も食指を動かしており、この陣営に加わろうとしている」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月1日

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