調査会社・インターネット実験室の創始者である方興東氏は本誌の取材に応じ、「2000億元とは相当な金額であり、中国インターネット産業が相当な規模を形成し、高い成長率を維持していることを示している。米国との間にはまだ一定の開きがあるが、この数値からは中国が情報消費を大々的に発展させており、大きな潜在力を秘めていることが読み取れる」と指摘した。
方氏は、「シリコンバレーが新サイトへの投資を重視し、業界全体の新陳代謝が健全であるのと比べ、中国のインターネットは依然として大企業の天下だ。いかに新たなイノベーション型の企業を引き立てるべきか、これは中国のインターネット発展環境が解決すべき根本的な問題だ」と分析した。