日本の財務省がこのほど発表したデータによると、今年7月、日本は13カ月連続で貿易収支が赤字になった。各貿易相手先との取引をみると、中国からの輸入額が過去最高を更新した。新京報が伝えた。
同データによると、同月の輸出額から輸入額を引いた貿易収支は1兆240億元の赤字で、前年同月比90%増加した。比較可能なデータに基づくと、7月の貿易赤字としては1979年以降で最高になる。日本メディアの分析によれば、同月に赤字記録を更新した原因には、原子力発電所が長期的に運転を停止したため火力発電用の原油および液化天然ガスの輸入額が大幅に増加し、円安で徐々に回復していた輸出の伸びを相殺したことがあるという。
中日貿易の情況をみると、同月の中国からの輸入額は1兆4909億元で同18.3%増加し、過去最高を更新した。中でも衣料品、コンピューターのサーバーや半導体などの電子部品の輸入が大幅に増加した。中国への輸出額は同9.5%増加し、対中貿易赤字は同53.3%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月20日