観光客とコミュニケーションしているロボット。 |
子どもの巣立った高齢者の話し相手になり、子どもやペットの世話をし、家の管理もしてくれる。こんな知能ロボットが登場するのは、あとどれくらい先のことだろうか?河南省焦作市で10日開かれたロボット産業に関する国際フォーラムによると、2015年にはこうした知能ロボット50万台が一般家庭に入り、「インテリジェント・ユビキタス」が実現する。
「小優」と名づけられたこのロボットは「スーパー脳、千里眼、第六感、快足」などで全身が構成され、自らの思考によって人工知能を成長させ続けることのできる中国語・英語バイリンガルの世界初のロボット。さらに重要なことに人間の属性も一部備え、人間とロボットとの部分的なコミュニケーションも可能だ。2015年には年50万台以上生産され、価格も約4000元前後にまで下がる見込みだ。フォーラムでは同日、大卒生を戦略型新興産業の起業・就職へと導くとともに、ハイテク企業の人材需要の問題を解決する事業も始動した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月11日