中国国務院は先般発表した『省エネ・環境保護産業の発展加速に関する意見』で、省エネ・環境保護産業の生産高の年間平均成長率を15%以上に引き上げ、2015年までに年間生産高を4兆5000億元にし、中国の支柱産業にすることを掲げている。省エネ・環境保護関連製品を普及させることで、消費需要を効率的に牽引する。エンジニアリング力を強化することで、省エネ・環境保護に向けた社会投資の拡大を促し、従来型産業のモデルチェンジ・グレードアップと経済発展のモデルチェンジの加速化を力強く支えていくことが提起された。12日付中国証券報が伝えた。
『意見』では、省エネ・環境保護産業の発展加速を推進するための4つの重要課題が明確に示された。一、重点分野を中心に省エネ・環境保護産業の技術水準の全面向上を促進する。二、政府が牽引力を発揮することで、社会資金が省エネ・環境保護関連事業に投入されるようリードする。三、省エネ・環境保護関連製品の普及に力を入れ、市場の消費需要を拡大する。省エネ製品購入補助などの支援策の実施や調整で、効果的に省エネ製品の普及を促進する。四、技術のイノベーションを強化し、省エネ・環境保護産業市場における競争力を高める。
「中国証券報」より 2013年8月12日