財務省の発表によると、日本の借金は先週末1000兆円を突破した。米国の専門家は、「この借金を1000円紙幣にして積み上げた場合、7万マイルの高さになる」と語った。環球時報が伝えた。
アベノミクスが国内外から称賛を浴びており、安倍晋三首相が日本経済を再生すると期待されている。安倍首相は現在、10日間の休暇中だ。英フィナンシャル・タイムズ紙は、安倍首相の休暇日数が長いことについて「日本経済の自信を示す指標」との見方を示した。ちなみに昨年夏、野田佳彦前首相は4日間の休暇をとった。菅直人元首相は2011年、24時間の休暇もとれなかった。
しかし、ロシアのテレビ局ロシア・トゥデイに「世界で最も重い負担」と指摘された日本の債務は、日本経済の先行きに暗い影を投じている。
周知の通り、経済回復は安倍首相が国内で改憲の支持を集め、集団的自衛権を獲得するための最大の武器である。このヒヤリとさせられる数字は、安倍首相の目を覚ましただろうか。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月12日