青島市衛生局によると、同市は中国医薬(漢方薬)がもつ「簡単、便利、安価、高効能」といった特色を生かし、大衆の疾病診察、治療による負担を効果的に軽減し、医療費の急速な上昇を抑え、中国医学と西洋医学をともに重視した「経済的に受け入れられ、予防を重視した、持続可能な」医療衛生保障システムを全市で構築しなければならないという明確な方向性を打ち出した。
これを受け、同市は引き続き「中国医学館」建設プロジェクトを推し進め、2015年末までにすべての町(住宅区)診療所、コミュニティー衛生サービスセンター、中国医学の特色が際立つコミュニティー衛生サービスステーション、総合(専科)病院、民営医療機関に「中国医学館」を設立することを目指している。今年の10〜11月に、同市は専門家グループを立ち上げ、すでに建設された39の「中国医学館」に対し検査を行うことになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月20日