ロイター通信は中国国内のメディアの報道を引用し、「今回の入札には、高速列車、機関車、貨物列車などが含まれ、調達規模は全体で500億元に達する。中国2大鉄道車両メーカーの中国南車集団と中国北車集団は、今回の入札で利益を得る見通しだ」と伝え、「これは世界最大規模の高速鉄道の新たな建設ブームを意味し、また人々の鉄道に対する信頼がすでに回復したことを、中国が意識したことを示している」と指摘した。
中国国内メディアの情報によると、中国鉄路建設投資公司は高速列車の故障を画像によって検査するシステム(TEDS)についても、入札を募集する。この大掛かりな取り組みは、これまで長期に渡り停止されていた高速列車の入札募集が、全面的にスタートされたことを示している。中国鉄路総公司は、全国鉄道運行距離は年末までに10万km以上に、高速鉄道の運行距離は1万km以上になる見通しと発表していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月20日