中国電力企業聯合会(中電聯)が先般発表した2013年1―7月の電力企業運営状況に関する報告によると、1―7月における発電能力6000キロワットおよびそれ以上の風力発電所の発電量は前年同期比38.2%増の790億キロワット時となった。
2011年の風力発電所の年間発電量伸び幅が60%、2012年は40%、2013年1―7月の伸び幅は38.2%だったことから、中国国内の風力発電量が低下し続けていることが分かる。
発電量で推算すると、中国の風力発電設備容量は世界最大となっている。しかし、風力発電量の発電量全体に占める割合はなお低く、2012年はわずか2%で、風力発電設備容量の少ないドイツ、デンマークなどの欧州の国をはるかに下回っている。
「中国証券報」より 2013年8月21日