中国商務部は22日公式サイトで、中国国務院が先般、中国(上海)自由貿易試験区の設立を承認したと発表した。同試験区の範囲には、上海市外高橋保税区、外高橋保税物流パーク、洋山保税港区、上海浦東空港総合保税区という4つの税関特別管理区域が含まれ、総面積は28.78平方キロとなっている。23日付中国証券報が伝えた。
2013年上半期、中国商務部および上海市人民政府は国務院関係部門と共同で、「中国(上海)自由貿易試験区総体方案」を作成した。その主な内容は、改革のさらなる深化、政府職能転換の加速化、投資管理方式の革新、サービス業の開放拡大、貿易の発展モデル転換の加速化、金融分野の開放とイノベーションの強化、試験区建設に相応しい管理制度の確立を含む管理体制の整備などである。この総体方案は7月3日の国務院常務会議で議論され、原則的に採択された。
「中国証券報」より 2013年8月23日