山東省青島市のソフトウエア産業発展の中心エリアである「青島軟件科技城」(青島ソフトウエア科学技術パーク)で、ハイエンドのプロジェクトが次々に成立している。これまでに8件のプロジェクトが調印され、投資額は約40億元に上った。カバーする分野は、モバイルインターネット、スマート医療、スマート金融、総合的人材育成拠点、バーチャル通信の運営など、ソフト産業のさまざまな分野に及ぶ。プロジェクトが完了すれば73万7千平方メートルの産業インキュベート拠点が生まれ、6万人の人材がここで働き、200社の企業がここに入居するものと期待される。
これと同時に、青島ソフト城にはソフト産業の最も基本的で汎用性の高い技術的ニーズも集まってくるとみられる。資源を集約し共有する「クラウドサービス」の理念を踏まえ、クラウドルート、クラウドデータセンター、クラウドコンテンツサービスを高い水準で構築し、ソフトと情報サービスの公的研究開発プラットフォームの建設を積極的に推進していくことが予想される。
青島ソフト城のプラットフォームは今年10月に稼働し、ソフトの利用者1万人とソフト企業約200社の弾力的な情報技術(IT)資源の需要に応えていくとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月29日