◆ガソリン製品の新基準、汚染物の排出を削減
北京市環境保護局が2012年に発表したモニタリングデータによると、自動車が排出する窒素酸化物が全市の排出量に占めた比率は58%に、揮発性有機化合物は40%に達し、自動車の排気ガスが形成したPM2.5は、PM2.5の放出源の22.2%を占めた。
汚染物削減に向け、北京市は2014年より第6段階車用ガソリン地方基準の制定を開始し、2016年の施行を目指す。
北京市は今後5年間で、100万台の古い車両を処分する。うち、2014年以降は、排ガス基準をクリアしていない古い車両による六環路内および近郊の区・県・県政府所在地の通行を禁止し、2015年に全面的に処分する。
車両のエネルギー構造の調整などの措置により、北京市は2017年に車用ガソリンの総量を、2012年比で5%以上減少させる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月4日