市場調査会社・GFKが発表した最新の調査レポートから、2013年、中国国産ブランドのスマートフォンの売上が再び好調となり、国内携帯電話市場でのシェアは70%を超え、過去最高水準となったことがわかった。5日付中国証券報が伝えた。
2004年に、夏新電子(Amoi)、科健(KEJIAN)、熊猫(PANDA)などによって、第1次国産携帯電話ブームが巻き起こされた。その時の国産ブランド携帯電話の市場シェアは50%近くまで拡大した。しかし、その後のスマートフォンブームに押され、国産ブランドは相次いで敗退した。
データによると、価格帯が1000元台のスマートフォン市場では2012年から、国産ブランドの販売台数が伸び続けている。1000元台のスマートフォンを製造するメーカーは2012年には313社だったが、今は376社まで増加している。中国のモバイル端末大手・小米科技も参戦したことで、この価格帯の市場競争は日増しに加熱している。
「中国証券報」より 2013年9月5日