しかし、中国経済の急速な発展は家電業界に巨大な市場を提供することになった。中国の家電業界は絶えず革新を続け、世界市場の激しい競争を生み、世界の家電市場における最も重要な促進力になっている。この点、莫邦富氏も異を唱えない。莫邦富氏は「中日両国の企業地位に逆転が生じた」と述べ、ハイアールが三洋の白物家電業を買収したことは、中日家電業の地位が完全に逆転したことの象徴であると述べている。
莫邦富氏は同紙でハイアールに惜しみない称賛を送っている。「1998年にハイアールを取材した時点で、ハイアールは2002年に中国の松下になると予測できた」と莫邦富氏。今日、ハイアールは世界の家電業界から最も注目を集める企業の一つに成長した。