中国に改革・開放の新たな好機が到来

中国に改革・開放の新たな好機が到来。

タグ: 改革 農村改革 経済体制 

発信時間: 2013-09-08 10:36:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

四、投融資体制の改革にあたっては、鉄道投融資分野でのブレイクスルーが必要である。国務院常務会議は先般、「統一的な計画、多元的な投資、市場のルールに基づいた運営、サポート政策の充実化という基本方針に従って、鉄道投融資体制の改革を推進する必要がある。これは鉄道部門の改革、政府機能と企業経営の分離に続く重要な改革である」ことを提起した。四川省は中国初の地方鉄道会社となる「川南鉄路公司」の設立を計画しており、鉄道部解体後に鉄道事業を引き継いだ国有企業の中国鉄路総公司から完全に離脱した会社となる。同社は中国で初となる地方政府の単独出資或いは外部との共同出資による都市間鉄道会社であり、鉄道投融資改革のさきがけとなる見通しだ。

とりわけ強調すべきは、上海自由貿易試験区の設立により、新たな改革・開放に向けた飛躍的な前進を成し遂げられたことである。輸出入や関税に対する優遇政策が取られていた保税区からより自由な輸出入や加工貿易が認められている自由港 自由区と輸出加工区などの総合的な自由貿易区へと発展し、開放地域の拡大から世界へのより高いレベルの開放が実現した。上海自由貿易試験区は今や中国新指導部の国内の市場化改革、対外開放のバロメータとなっている。

注意すべきは、上海自由貿易試験区の発展の道は決して平坦なものではないということだ。それはまた、改革がいつでもスムーズに進むわけではないことを意味する。政府の各部門間の協力体制、金融監督管理政策や法律の改正 制定作業、金融の対外開放を先駆する深セン市前海特区、珠海市の横琴新区、広州市の南沙新区、天津市、厦門(アモイ)市などといった経済特区の競争など、これらの要素は上海自由貿易試験区の建設は新段階における改革 開放は漸進的なものとなることを示している。

 

(新華網日本語)2013年9月8日

 

 

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