中国商務部、国家統計局、国家外匯管理局(外匯局)は9日、『2012年度中国対外直接投資(FDI)公報』を発表した。公報によると、2012年の中国の対外直接投資が前年比17.6%増の878億米ドルと、過去最高を更新し、年間対外直接投資額では初めて世界トップ3に入った。10日付中国証券報が伝えた。
公報では、中国の対外直接投資は累計で5000億米ドルを突破した。ただ、この額は先進諸国との間にまだ大きな開きがある。2012年末時点で、中国の対外直接投資の累計額は5319億4000万米ドルで、世界13位だった。金額では米国の10.2%、イギリスの29.4%、ドイツの34.4%、フランスの35.5%、日本の50.4%にとどまっている。
「中国証券報」より 2013年9月10日