人民元のシェアはまだ日本円の10分の1以下 国際化を盲目的に楽観視すべきでない
人民元の1日あたりの平均取引高は1200億米ドルに達し、国際社会で認められるようになっているが、米国、欧州、日本などの先進経済圏と比べて、人民元の国際化レベルはまだ大きな差がある点にも目を向けるべきである。呂随啓氏は、「日本円の1日あたりの平均取引高は1兆2300億ドルで、世界の23%を占める。一方、人民元のシェアはわずか2.2%で、日本の10分の1以下である。私たちはその差を認識し、アジアでまだ日本円のライバルになれず、人民元の世界範囲での役割発揮を望むのであれば、まず日本円を超え、アジアで1番にならなければならないとはっきり知る必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月11日