中国国家統計局が発表した最新データによると、1―8月、中国の不動産投資と不動産販売額の伸び率はいずれも低下し、不動産企業の土地購入面積の減少幅は拡大しており、不動産市場の指標は全体的に下落基調となっている。アナリストは「季節要因による不動産投資・販売の鈍化が主な要因である」と指摘する。11日付中国証券報が伝えた。
しかし、多くの機関が「年間で販売が最も好調な『金九銀十(9・10月)』は不動産販売のピークであり、下半期は例年、土地取引が最も活発な時期となる。加えて、不動産企業の資金調達関連政策の緩和観測も強まっていることから、年間を通して言えば、2013年、不動産市場は良い幕引きになる可能性が大きい」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年9月11日