中国鋼鉄工業協会(中鋼協)の最新データによると、中国国内の重点鉄鋼企業86社の7月の利潤総額は23億元となり、前月比で黒字転換し、加えて粗利率は0.77%まで上昇し、年内最高水準を記録した。12日付中国証券報が伝えた。
調査会社Wind資訊のデータによると、上場している鉄鋼企業33社の中間決算での純利益の合計は前年同期比40%増の27億2600万元だった。また、2013年1―7月、重点鉄鋼企業の負債比率は69.67%に達し、前年同期比で1.54%上昇している。アナリストは「需要の鈍化、生産能力の過剰、債務返済にかかる圧力は鉄鋼企業の負債比率の上昇を招く主な要因となっている」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年9月12日