中国不動産市場、投資家は慎重姿勢で好感―米紙

中国不動産市場、投資家は慎重姿勢で好感―米紙。

タグ: 中国不動産企業,債券,株式,住宅価格

発信時間: 2013-09-14 09:24:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』6日付が報道したところによると、中国不動産企業関連の債券や株式は2013年夏から投売り局面に陥っていたものの、不動産価格の上昇や物件販売数の増加に伴い、相場はすでに反発に転じ始めているという。

報道によると、中国の不動産ディベロッパーは今、中小規模の都市における不動産の過剰供給問題や政府の不動産引き締め策による住宅価格の押し下げなどの影響といったマイナス要因の克服に努めている。中国国家統計局のデータによれば、7月末時点の中国全土の住宅販売件数は前年の同じ時期に比べ40%増加している。

オーストラリア投資銀行大手マッコーリー・グループの不動産アナリストは先般発表したレポートで、「不動産税改革の試行が始まった一部都市を除き、不動産調整政策の引き締め措置の実施は2014年3月までは比較的少ないと見られる。中国不動産市場に対するマッコーリー・グループの見方はすでに、より楽観的なものへと変わった」と指摘した。同グループは、2014年の中国不動産関連株は年間で平均33%上昇すると予想している。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「堅調な推移が続く不動産価格と中立的(穏健)な政策が投資家を後押ししているものの、中小規模の都市で業務を展開するディベロッパー関連の銘柄には手を出さないほうが無難であると意見する投資家もいる」と伝えた。韓国大手金融グループMirae Assetの駐香港聯席主席(共同会長)投資マネージャーであるByung Ha Kim氏は「中小規模の都市のディベロッパーはいずれも、供給過剰の難題に直面している」と指摘する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月14日

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