中国経済の長期成長、投資はなお大きなけん引力

中国経済の長期成長、投資はなお大きなけん引力。 著名エコノミスト、中華全国工商業連合会副主席の林毅夫氏は、遼寧省が開催した経済情勢報告会で、現在の中国経済は比較的低い成長水準となっており、投資は依然として今後の中国経済の安定成長実現の原動力となると述べた…

タグ: 中国経済

発信時間: 2013-09-21 10:29:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

林氏は、「先進国の技術・産業は世界技術産業チェーンの最前線であり、その科学技術革新、産業のイノベーションは自らの発明のみを頼りとしている。発明のコストは高くつき、ハイリスクだ。中国と先進国の技術・産業の格差は大きく、ゆえに産業のアップグレードと技術革新の余地が多く残されている。1998−2008年に渡り、一連の積極的な財政政策が中国のインフラ整備を促した。しかしこれらの建設の多くは、省と省を結ぶ高速道路、高速鉄道、港湾、空港などに集中し、都市内のインフラは整備の継続が必要であり、地下鉄や都市部の汚水処理などの整備が遅れている。同時に中国の産業発展の推進に伴い、環境保護業界も投資に対して高い経済・社会効果をもたらす。ゆえに技術革新、インフラ整備、環境保護業界は、未来の投資原動力の重要領域となる」と分析した。

林氏は、「現在の中国の経済成長率の低下は構造的なものではなく、周期的なものであり、投資により解決できる。投資のけん引を受け、中国でより多くの雇用機会が創出される。労働生産性の向上に伴い、給与水準も引き上げられ、消費拡大を促す。改革開放以来、中国経済は33年間に渡り年間平均9.8%の成長率を維持しており、人類の経済史における奇跡を創造した。中国は今後20年間で、年間平均8%の経済成長を実現する潜在力を残している」と語った。

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