このほど発表された「アジアブランド500社番付」をみると、大陸部の有名ブランド118件がランク入りしており、中でも中国工商銀行、中国国家電網、中国中央電視台、中国移動は上位10ブランド入りを果たした。光明網が伝えた。
ベスト10は上から順に次の通り。
1位 サムスン(韓国)
2位 中国工商銀行
3位 トヨタ(日本)
4位 中国国家電網
5位 ソニー(日本)
6位 中国中央電視台
7位 LG(日本)
8位 キャノン(日本)
9位 中国移動
10位 和記黄埔
新華社が発行する新聞「参考消息」、雑誌「半月談」、「瞭望」もランク入りした。
今回の500社番付には19カ国・地域のブランドがランク入りし、香港・澳門(マカオ)・台湾を含む中国が204件と最多で、全体の40.8%を占めた。次点は日本の164件で32.8%、3位は韓国の45件だった。
番付をみると、中国とインドがアジアで最も力強く成長する消費市場だが、両国の企業のブランドが消費者に認知されるにはまだ時間がかかるとみられ、自国市場においても時間がかかるとみられることがわかる。世界ブランド実験室が同時期に行った「アジアブランド・ロイヤリティ調査」の結果によれば、日本人が求めるブランド上位10位はすべて自国ブランドだが、中国人の上位10位はすべて海外ブランドだ。
「アジアブランド500社番付」は同実験室とワールドエグゼクティブグループが共同で作成・発表するもので、2006年から毎年1回発表されている。評価基準はブランドのアジアにおける影響力で、市場占有率、ブランド・ロイヤリティ、アジアでのリーダーシップが基本的な指標とされる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月30日