北京青年報の記者が昨日中国疾病予防コントロールセンターで得た情報によると、中国は今後3年から5年間で大気汚染の健康被害を観測する全国的なネットワークを構築すると発表した。
スモッグ健康被害観測に政府が資金援助
中国疾病予防コントロールセンター環境および健康関連製品安全所は、このほど「大気汚染(濃霧)人体健康被害観測講習会」を開き、北京市、天津市、上海市、重慶市、河北省、山東省などの医療機関の代表者70名が参加した。同所の徐東群副所長は、2013年の大規模な濃霧汚染は、国内17の省・市・自治区の4分の1の国土面積に及び、約6億人に健康被害が及んだと紹介した。