中国三大移動通信通会社の1つである中国移動(チャイナモバイル)が発表した財務データ(未監査)によると、同社の2013年第1―3四半期の営業収入が前年同期比9.4%増の4630億元だったが、株主に帰属する利益は同1.9%減の915億元と市場の予想を下回る額となり、同期の純利益は前年比で上場以来初めての減少となった。
これまでに、証券会社は第1―3四半期の中国移動の利益を微増と予想していた。第1―3四半期の業績発表を控えている中国聯通(チャイナユニコム)と中国電信(チャイナテレコム)について、利益はそれぞれ53%増の85億3000万元、17%増の147億7200万元になると予想されている。
「中国証券報」より 2013年10月22日