「これは世界第2の経済大国が成し遂げた人を奮い立たせる成果」――。中国国家統計局が18日、第3四半期の中国経済は前年同期に比べ7.8%の伸びとなったと発表するや、世界のメディアは一斉にこの経済データに拍手喝さいを送った。環球時報が伝えた。
英ロイター通信は同日、「国内外の力強い需要で工場生産と小売が拡大し、第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比7.8%となった。今年最も高い水準で、予想とも一致」と伝えた。「中国経済は第3四半期に伸び、同国の指導部のプレッシャーを解消した。彼らは今難しい構造改革を進めている」と米CNNは解説した。
「政府支出拡大により経済衰退を抑えた後、第3四半期の中国経済の伸び率は7.8%に反発した」。ニュージーランド・ヘラルド紙は同日、「これで中国の指導部は中国経済をより効率的で効果的にするための長期改革に集中できる」と指摘。英BBCは、「中国政府が実施している一連の措置は今の成長率を維持する手助けとなる。第4四半期はわずかな刺激でこの伸びを維持できる」というオランダINGグループのエコノミスト、ティム・コンドン氏の言葉を引用した。日本テレビは、「中国の今年1-9月のGDP伸び率は7.7%となり、目標とする成長率7.5%に届くだろう」との見通しを示した。