近頃、日本で「父ちゃんの立場指数」と呼ばれる経済指数が流行している。同指数は景気の行方も正確に占うことができるという。
「父ちゃんの立場指数」は投資評論家の馬淵治好氏が考案した経済指数で、日本全国の百貨店協会が毎月まとめる紳士服売上高と婦人服売上高の前年増減率の差を見るというもの。両方の増減率を差し引いて紳士服が上回ればプラス、下回ればマイナスというわけだ。
不景気なときは、日本のお父さんたちの衣服の購入費が最優先でカットされるが、お母さんたちの買い物習慣や計画が変更されることは少ない。そのため「父ちゃんの立場指数」は下がる。景気が回復し、妻が夫のために新しい服を買い始めると、同指数は上がる。